5.11.09

引っ越しが終わり

10月末におこなった引っ越しは思いのほか大変な作業で、終わったあともしばらく放心状態が続いていた。

12年住んでいた部屋なので、いらん物を捨てても捨てても、その向こうから新たな不要物が出現する。「よくこんな物を後生大事にとっておいたもんだ」と、半ば自己嫌悪に近い思いに浸ることもしばしばだった。

600冊の本をBook Offに売った(買い取り総額は2万6000円なり)。
洋書は買い取ってくれないので、ごそっと資源ごみに。結局のところ、合わせて千冊以上の本を処分したはず。

どうしても残したい本と、不要な本を選り分けるのは、そのまま自分を見つめ直す作業になっていたと思う。

引っ越し終了後、今度は実家でも、子供時代に描いた絵や作文を整理することに。明らかに当時の東映特撮ヒーローや、小松崎茂の絵に影響を受けたと思われる絵がどっさり。宇宙船やロボット、ヒーローがてんこ盛り。

そんななか、小学3年生のときに書いた作文の束をぱらぱらとめくっていたら、ある一文が目にとまった。

“ぼくはSFが好きです”

この頃から言ってたのか。簡素な文だが、まるで過去の自分から「お前は元々こういう人間なのだよ」と諭されたような気がした。

というわけで、ブログ続けます。

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