21.10.09

油断できないアンドロメダ銀河

ぼーっとネットサーフィンしていたら、アンドロメダ銀河のハイレゾ画像に出くわして、ぼーっと見入ってしまった。


Image Credit: NASA/Swift/Stefan Immler (GSFC) and Erin Grand (UMCP)

紫外線カメラで撮った写真だそうだが、こうしてディテールをつぶさに見ると、天の川銀河とはかなり異質なのがよくわかる。

Sci If Wireは、アンドロメダにちなんだSci-Fiネタを披露してる。このうち、『スタートレック』の「宇宙300年の旅」に出てきたケルバ人は、僕もアンドロメダ銀河を見るたびに連想するが、映画『ゼイリブ』の異星人もここの出身だったとは。

写真だけでもかなり異質な感じするからなー 油断できないぞこれは(笑)

18.10.09

『ギャラクティカ』のドッグファイトを思わせる宇宙コンバットシム

2年くらい前から、大手メーカーのゲームよりも、独立系開発会社(インディーズ)のゲームのほうに食指が動くようになってきた。

最近気になっているのがこれ。イタリアのゲーム開発集団が作っているらしい。


この宇宙戦闘シーン、まるで『バトルスター・ギャラクティカ』に出てくる戦闘機バイパーのドッグファイトみたい。すばらしい。動画を見たところ、視点は3モードあるようだが、ぜひコックピット視点でプレイしてみたいものだ。

公式サイトには、ゲームに登場する宇宙船のCGモデルも掲載されている。これもなかなかセンスいい。宇宙を舞台にしたゲームは、やっぱ宇宙船のデザインが命。

そういえば、スペースコンバットシムがあまり市場に出回らなくなってどれくらいたつのだろう。今FPSに投入されているような技術を用いれば、もっとすごいことができると思うんだけど。

それにしても、『Naumachia: Space Warfare』というタイトルは頭に残りにくい。「ノー抹茶」と覚えておくか。

人望がカケラもない主役が気になる - 『Stargate Universe』

実をいうと、スタートレックは超好きなのだが、スターゲイトは昔からいまいちハマれない。理由はよくわからないが、もしかしたら元の映画や『スターゲイトSG1』に出てきた、エジプトのお面をかぶった人たちが原因かも。あれを見ると、なんか萎えてしまうのだ。

とはいえ、スターゲイトは10年以上も人気が続いている長寿シリーズなので、何がそんなにファンをひきつけるのか、前々から知りたいとは思っていた。でも、さすがに今からお話に追いつくのはきつそうだ。

・・・と、思っていたら、アメリカでこの秋から始まった新シリーズ『Stargate Universe』は、今までのシリーズをよく知らない人でも楽しめるように作られているとか。 しかも、宇宙船が主体になる話らしい。アメリカのドラマは宇宙船が出てきてなんぼ、と思っている私としては、一度はチェックしておかねばと思ったのだった。

事前にこのトレーラーを見たとき、宇宙船(名前は「デスティニー」という)のデザインはけっこう気に入っていた。
なんというか、アメリカのペーパーバック小説の表紙に出てきそうな・・・ディテール満載なんだけど、全体のフォルムはいまいちよくわからない感じがいい。



内容も第3話「Air, Part 3」まで見たが、今のところ、けっこう面白い。

ドラマの基本設定はとても単純で、スターゲイトを通って古代人の造った宇宙船に来てしまった地球人の団体さんが、故障だらけの宇宙船でさまよいながら、故郷の地球に戻ろうと奮闘する話。放送前から『スタートレック:ヴォイジャー』に似た設定だと指摘を受けていたようだが、実際見てみると、あまり気にならない。

だが、たしかにこれまでの人気Sci-Fiドラマのスタイルを踏襲しているとは思う。例えば、

・運命共同体となってしまった登場人物たちが、脱出不可能な状況下でサバイバルする。その過程で、登場人物ひとりひとりのバックグラウンドが小出しにされていく(このあたりは『LOST』っぽい。OPはタイトルがすっと出るのみで、本編が始まってから映画風にクレジットが表示されるのも似ている)
・登場人物どうしがけっこういがみ合ってる。宇宙船の船内は暗く、ひどく老朽化していて故障ばかり。空気や食料など、生き延びるための資源にもとぼしい(このあたりは『バトルスター・ギャラクティカ』っぽい)

・・・なので、新鮮味はそんなにないのだけれど、長寿シリーズのスターゲイトでこれをやったということに意味があるのかもしれない。

僕が面白いと思うのは、ラッシュ博士という、主役級キャラの設定。

普通こういうドラマだと、正義のヒーロー然とした人が主役になるものだが、本作のラッシュ博士は頭がいいとはいえ、自分勝手で人望はまるでない。

かといって、『Dr.House』『ボストン・リーガル』の主役たちみたいに、アクの強さで周囲を圧倒するわけでもない。むしろ、みんなに睨まれたり、軍人にポカスカ殴られたり銃でおどされたりと、立場的にはかなり弱い。

では、視聴者の同情を誘っているのかというと、そうでもなさそう。そもそも、登場人物たちが宇宙船で放浪する羽目になったのは、この人のせいといっていいので、みんなが悪感情を抱くのはしかたないなと思ってしまう。

だが、危険な状況に陥ったとき、博士が言うことはおそらく正しい。だから、大多数の人は渋々ついていく。

こんな人を中心にすえて、いったいどんなドラマを展開する気なのだろう。非常に気になっている。

ちなみに、このラッシュ博士を演じているのは、スコットランド出身の俳優ロバート・カーライル。『フル・モンティ』や『トレインスポッティング』などで有名な人で、最近は『24 リデンプション』でジャック・バウアーの旧友役を演じたのが記憶に新しい。

あと、ルー・ダイヤモンド・フィリップスや、『ER』のミン・ナもレギュラー陣に加わっているのだけれど、まだ、どんなキャラなのかはよくわからない。おそらく、これからおいおい明らかになっていくのだろうけれど。

16.10.09

今週のSci-Fiなニュース

今週のニュースで記憶に残っているのを、ささっと挙げておきます。

小泉元首相がウルトラマンキングで声優
悪役ウルトラマンに、セブンの息子、アスカ隊員の再登場ときて、極めつけはこれ。
小泉政権のときの自分にこのニュースを見せてやりたい(笑)。
この映画、話題作りは完ぺきですね。お客さん集まりそうだ。

真田広之「LOSTシーズン6」に出演
最終シーズンに出演するというのがポイントか。謎解きにどれだけからむのだろう。

ピーター・グレーブスが『Mission Impossible 4』の出演にノリ気
「おはようフェルプス君」の、あの銀髪のフェルプス君をオリジナルのTV版で演じていた俳優です。
ジョン・ボイトが演じた
フェルプスは、映画であーなってしまったわけだが。
でも、実現するんだったら、やっぱりTV版そのままのフェルプス役で出てほしい。
「フェルプスにはクローンがいた」・・・って、ダメかなやっぱり。
ちなみにこれにからんで、レナード・ニモイのパリスも映画に出てほしいという要望が。
それから、知らなかったんだけど、J.J.エイブラムズは『M:I:III』のときにローラン・ハンド役のマーティン・ランドーに出演のオファーをしていたらしい。

土星に超巨大なリング=太陽系惑星で最大規模-米宇宙望遠鏡の観測で発見
地球から肉眼で見えるとしたら、満月2つ分の幅になるとな。
これが想像図だって↓

Image credit: NASA/JPL-Caltech/Keck

恐竜の種の3分の1は実在しなかった?
若い恐竜の化石の多くが、個別の種であると誤認されていたかもしれないそうな。
恐竜は成長するにつれて、見た目が劇的に変化していたらしい。


ブラックホールで核攻撃!? 天才物理学博士、緊急逮捕で衝撃自白中
あの大型ハドロン衝突型加速器にも関わっていた物理学者だと知って仰天。
ドラマや映画に出てきそうな話です。

太陽系外縁部に謎の“リボン”を発見
リボンといえば、スタートレック映画7作目『ジェネレーションズ』を思い出す。
あっちは破壊力抜群だったが、こっちは肉眼で見えないし、機体や人体にも影響ないんだと。

15.10.09

スタートします

思うところあって、ブログを始めることにする。

無精で飽きっぽい性格なので、長く続けるために、自分にとって等身大のテーマはなにか考えてみた。
自分からいろんなものをはぎ取った後に、一体なにが残るのか。
自分が3日間ぶっ通しで語り続けられるテーマはなにか。

いろいろ考えたすえ、それはやっぱりSci-Fiだろうという結論に。

というわけで、このブログでは、テレビや映画、小説、ゲーム、そして生活の中で、日々遭遇するSci-Fiを取り扱っていきたいと思う。

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